いずみ歯科医院|仙台市泉区の歯医者

スタッフブログ
2018/05/30
歯の豆知識
2018/05/01
2018/04/01

根尖性歯周炎とは

皆さんこんにちは。
仙台市泉区のいずみ歯科医院院長の大谷です。

暑い日が続き、いよいよ夏がやって来ますね。
熱中症には十分注意が必要な季節ですので、水分補給や食事をしっかり摂りましょう。

さて、本日は「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」についてお話ししたいと思います。

歯の中央部には歯髄(歯の神経)言われる器官があります。歯髄は、神経線維と血管で出来ていて、歯に栄養や水分を供給しています。

この歯髄が腐ってしまう事で、歯の痛みがおきます。
虫歯の原因細菌による歯髄への感染、咬み合わせが高い被せ物、知覚過敏などが原因で持続的に歯髄を刺激すると、「歯髄炎(しずいえん)」と呼ばれる歯痛が起こります。歯痛がある状態を放置しておくと、歯髄炎が進行して歯髄が死に、歯髄が腐り、感染根管となります。
歯髄が死ぬと神経細胞がなくなるため、一時的に痛みがなくなりますが、歯髄腔と呼ばれる歯髄の入っていた空洞内で感染は広がって行きます。
感染根管となると、その感染が歯槽骨に流入し骨を溶かして膿(うみ)が溜まり、痛みと腫れが出ます。
感染根管になってしまうと、繁殖した細菌は歯の内部の象牙質に侵入しながら、歯を支える歯根のまわりの骨を溶かして膿が溜ります。これを根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)と呼びます。炎症が広がると、歯根膜炎(しこんまくえん)や根尖病巣(こんせんびょうそう)や歯根嚢胞(しこんのうほう)と呼ばれます。

慢性期は普段は痛くないけれども、体調が悪いとき(疲れているときや発熱しているとき)に鈍痛が生じます。
以下のような症状がある場合は、その膿が溜まっている状態である可能性があります。

普段は痛みがないが、疲れているときや体調が悪いとき、歯の付け根にうずき・鈍痛が起こる。
歯肉を押すと違和感がある。
物を咬むと違和感がある。
走ったり階段を駆け降りたりすると上の奥歯が痛む。
歯肉に小さな穴があいており、そこから膿が出ている。
歯肉が腫れたり、潰れたりを繰り返している。
温かいものが沁みる感じがする。

急性化すると何もしなくてもズキズキ痛い状態となります。
特定の歯がとにかく痛み(激痛)、痛み止めを飲んでも全く効かない。
眠れないほど痛い。
しばらくしたら歯肉が腫れてきた。
上の歯であれば目の下まで、下の歯であれば首のあたりまで腫れてきた。
物が飲み込めないくらい喉が腫れてきた。
微熱があり体がだるい。

悪化すると非常に大変です。

治療としては、その膿を出し、歯髄腔内を綺麗にした後にゴム状の材料を詰めて再発を防ぐ感染根管治療がございます。
歯茎が腫れている場合は切開をして膿出しをします。

以上のようなことにならないように、きちんと検診をして行く必要があります。

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