いずみ歯科医院|仙台市泉区の歯医者

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2018/05/30
歯の豆知識
2018/05/01
2018/04/01

生まれつきの特殊な歯

皆さんこんにちは。
仙台市泉区のいずみ歯科医院院長の大谷です.

なかなか暖かくなりませんが、これから注意したいのは花粉です。
私は毎年かなりひどい花粉症に悩まされ、「花粉症には◯◯がよ
い」とか「▽▽が効く」と謳われているものは全て試しています
が、てんでダメです。
花粉症の中でも劇症型に属するため、とにかく薬と予防に余念がありません。
皆さんもくれぐれも注意しましょう。

さて、本日は「癒着歯、癒合歯、矮小歯」についてお話しします。
どれも日常生活では耳にしたことのないワードですが、どれも普通の歯の形とは異なった形状をしており、特にお子さんのお口の状態を確認してこれが見つかると心配される親御さんが多く来院されます。

まず、「癒着歯」と「癒合歯」について説明します。
癒着歯も癒合歯も、どちらも乳歯が生まれつきくっついた状態で生えている歯です。下の歯の真ん中から数えて1、2、3番目(歯医者ではA,B,Cと言います)が二本くっついている事が多いのです。
歯が出来上がる段階(生まれる前から)でくっついている場合、歯の中の神経まで中でつながっていると「癒合歯」と呼ばれます。一本のように見えるものは「双生歯」とも言います。
癒着歯の場合は神経がそれぞれ分かれている事が多いのです
(下図参照)

先述した通り、乳歯に多い癒合歯と癒着歯ですが、もともと2本
だったのが1本の歯として生えていることによって想定される事を以下に挙げます。

◯生まれつき後から生えてくる永久歯(後継永久歯)が欠損している可能性がある、または永久歯はあるが埋もれて生えてこない
◯永久歯が生えてきてもキレイに並ぶスペースが無く、歯並びが悪くなる可能性がある
◯繋がっている部分の溝が深いことが多く虫歯になりやすい

いずれにせよ、歯並びが悪くなったり虫歯になりやすかったり(永久歯に生え変わると汚れがたまりやすく歯周病になりやすい)など、将来的にあまりいい事はありません。
生まれつき永久歯がなくてキレイに歯並びが完成する事もありますが、定期的に歯医者に来院してその周辺を検診していく必要があると思います。
永久歯の有無や虫歯の有無についてはレントゲン写真で確認することができます。

次に、「矮小歯」について説明したいと思います。
先述のくっついた歯とはまた全然異なり、上の前歯から2番目のいわゆる糸切り歯に多いものですが、普通の歯よりも細く小さいのが特徴です。歯が作られる過程で、裏側に深い溝、または穴が空いているため、歯ブラシの毛先が入って行かずに知らない間に虫歯になっている事が殆どで、予防のためあらかじめ溝を埋める処置が必要な場合があります。普通の歯よりも虫歯になりやすい歯で、虫歯になると普通より神経がある部分が近いため、神経をとる治療がすぐに必要になったり、また知らず知らずのうちに神経が壊死してしまって根の治療が必要になったりするケースを多く見受けます。

日頃自身で口腔ケアをしていてもどうしても行き届かないところになりますので、歯医者によるプロフェッショナルなクリーニングを必要とします。

このように、生まれつきの歯の形や数、並び方が通常と異なる為
に、日頃気をつけなければならない事がひとりひとり違います。
ご自身やご家族の歯や歯ぐきの状態がどうなのか、皆さん御存知でしょうか?体のこと、詳しく知りましょう!

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