いずみ歯科医院|仙台市泉区の歯医者

親不知の話

皆さんこんにちは。
仙台市泉区泉中央のいずみ歯科医院院長の大谷です。

2018年となっていよいよ新年突入です。
皆様本年もどうぞよろしくお願いいたします!!

さて、今回は「親不知」にまつわるお話を書かせていただきます。
よく、「親不知だから抜いた方がいいですか?」とか「抜いたら小顔になるって本当ですか??」と聞かれますが、そのような質問に対してまず皆さんに知って欲しい事をお伝えします。

まず、上記の前者の質問については後程お答えするとして、後者の質問の答えはNOであることはお伝えしておきます!!

「親知らず」(親不知)とは、前から数えて8番目の歯で、第三大臼歯、智歯とも呼ばれます。親知らずは20歳前後で生えてくる歯のため、平均寿命が40歳前後だった昔の人たちは、自分の子供の親知らずが生えてくる前に亡くなってしまってこの歯を見ることが出来ない、というのが親知らずの名前の由来だと言われています。

親知らずは生えてくる場合と生えてこない場合(又は生まれつき無い場合)があります。
この歯は場合によっては抜歯した方が良いこともあります。

○手前の歯と同じように生えてきているが、歯磨きが上手く出来ず虫歯や歯周病になっている場合
○中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えているせいで歯茎を腫らせてしまっている場合
○レントゲン写真などを撮影して問題がある場合
○歯並びを悪くする恐れがある場合

が主な抜歯理由です。
つまり、「親不知があるせいで何らかの疾患を引き起こしている場合」に抜く必要があるのです。

無闇に抜く治療はいたしません。保存した方がよい場合がほとんどで、その場合でも定期的に検査をして、保存していて問題ないかも必ずチェックするようにしています。

現代の日本人は顎の骨格が小さくなってきている傾向にあるため、親不知が生まれつきないまたは親不知が普通に生えてこない、といった傾向が強まってきました。
親不知が虫歯や歯周病になるのは、今市販されている歯ブラシのヘッドが大きすぎるため、磨き残しが出てしまうのが原因の一つです。
私も左下の親不知が半分だけ顔を出していますが、しっかり磨いて周辺組織に悪影響を及ぼさないようにケアを念入りに行っています。

うまく自分の体と付き合うことの難しさと重要性を皆さんにも理解してもらえるようなお手伝いが出来ればと思っております!

(ちなみに、先程の「親不知を抜いたら小顔にならない」の話ですが、歯を抜くと歯の周辺骨組織は痩せます。しかし、所謂「エラ」が小さくなることはありませんので、皆さんくれぐれもお間違えないよう。)

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