いずみ歯科医院|仙台市泉区の歯医者

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歯の豆知識
2018/05/01
2018/04/01

どうして虫歯になるの?

こんにちは!

仙台市泉区 いずみ歯科医院 衛生士の佐々木です。

さて、いきなりですが質問です。

どうして虫歯はできるのでしょうか??

・歯磨きがへただとできる

・お口の中が不潔だとできる

・むし歯菌がいるとできる

・甘いものを食べているからできる

・・・実はこれ全部正解です。

でも、完璧な正解ではありません。

今回は虫歯ができる上で重要な「カイスの輪」について説明したいと思います。

皆さんは「カイスの輪」という言葉、聞いたことがありますか?

「カイスの輪」は、アメリカのカイスという方が虫歯の要因として、

1.歯質 2.食物(特に砂糖) 3.虫歯菌(歯垢)を挙げたことからそう呼ばれています。

最近ではこの3つに時間が加わり「カイスの4つの輪」と呼ばれることも増えてきています。

それではその4つを順番にご説明していきます。

1.歯質

→これは生まれ持った歯の質です。

強いか弱いかで、むし歯になりやすいなりにくいの差がでます。

じゃあ、弱い歯の質を持った人はどうすれば良いの?

大丈夫です!歯の質は、フッ素の塗布、フッ素のうがい薬、フッ素入り歯磨きペーストなどで強化することが可能です!

フッ素の塗布はほとんどの歯科医院で行っています。

また、いずみ歯科医院ではフッ素のうがい薬、歯磨きペースト、歯磨きジェルを販売していますので、その方に合ったものをご紹介させていただきます。

2.虫歯菌

→虫歯菌は食物に含まれる砂糖(糖質)を分解して酸をだし、歯を溶かします。

もっと子供にも分かりやすく説明すると、

虫歯菌がごはんを食べてう○ちをします。

そのう○ちが歯にくっつくと歯が溶けて穴があきます。これが虫歯です。

専門用語で言うと『脱灰(だっかい)』と言います。

口の中の虫歯菌が多いと当然虫歯になりやすく、虫歯菌の数を減らすためには日頃の歯磨きが重要です!

ちなみに虫歯菌は、幼少期の母子感染が多いと言われています。主に母親の唾液中の原因菌が、食事中のスプーンの共有などによって子供に感染することが多いんです!

普段の歯磨きでは落とせない歯垢を歯科医院で落とす事によって虫歯菌の量を減らす事もできます。

3.糖質

→口の中の虫歯菌は、砂糖を栄養源として増え続け、歯垢(プラーク)を作ります。

ですが砂糖を全く摂らないようにするのは難しいです。

甘いものは食べない、控えているという方でも、毎日調味料として砂糖は必ずと言っていいほど使われています。

ジュース、歯にくっつきやすく長時間口の中に留まる食品(あめ、チョコレート、クッキー、キャラメル)等を避けて頂くと有効です!

どうしても甘いものがやめられない!と言う方には、キシリトール入りのガムやタブレットがおすすめです!

キシリトールは砂糖に含まれるスクロースに似たまろやかな甘みが特徴で、カロリーは砂糖の約60%という低カロリーな甘味料です。

さらに、キシリトールは虫歯菌を減らしてくれる効果もあるんですよ!

4.時間

→定期的に食事をしてもすぐ虫歯にならないのはなぜだと思いますか?

なんと、食事の回数と唾液が大きな役割を果たしているのです!

唾液は、虫歯菌が出した酸によって解けた歯を修復してくれる役割があります。

これを『再石灰化(さいせっかいか)』と言います。

食事をするたびに歯が溶け出す『脱灰』と、溶け出した成分が歯に戻る『再石灰化』が繰り返されその状態を維持しています。再石灰化がきちんと行われていれば虫歯になることはありません。

つまり、だらだら食べたり飲み続けたりしていると、虫歯菌が酸を作り続けて脱灰が進んでしまうため、とっても虫歯になりやすいのです。

それを分かりやすく図になっているのがこちらです。

この図はステファンカーブと言い、食事や間食の回数が増えると赤い部分(脱灰)が増え、虫歯になりやすくなることを示しています。

つまり、最初の質問、どうして虫歯はできるのか?の答えは、甘いものを食べたから、虫歯菌がたくさんいるからという理由だけではなく、歯質、虫歯菌、糖質、時間の4つの要因が合わさった時、虫歯ができるのです。

普段の間食の回数を減らしてみる、フッ素入りの歯磨きペーストを使ってみる、歯医者を予約してみる、などほんの少し生活習慣を変えてみるだけで虫歯になりにくくできるかもしれませんよ!

少しでもそのお手伝いができると思いますので、ぜひ気になる事がありましたらお声がけくださいね!!

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