いずみ歯科医院|仙台市泉区の歯医者

歯ぎしり、食いしばりのお話

皆さんこんにちは。

仙台市泉区のいずみ歯科医院院長の大谷です。
本日は実家の手伝いのため、東京に来ています。
定期的に東京には行っているのですが、やはり仙台は寒暖差があります!皆さん体調管理をしっかりしましょう。
さて、今の母のお口の悩みは「食いしばり」です。
寒暖差があるこの季節は特になのですが、皆さんは食いしばりについてご存知でしょうか。
歯科の世界では「クレンチング」と言います。また、当院に来院される患者さんでも多いのが「歯ぎしり(ブラキシズム)」です。
歯は大きな圧力に耐えられる組織ですが、通常は上下の歯は接触しないように作られていて、持続力はさほどありません。
一日の中で、上下の歯が接触する時間は咀しゃくするときを含めてわずか10分程度です。しかし、現代人は様々なストレスにさらされていることもあり、その何倍もの時間を噛み締めてしまうことがあり、その力を受ける組織には大変な無理がかかります。
これが習慣になると、冷たい水がひどくしみる 「知覚過敏」 や、歯にヒビが入る・割れるなど、様々な症状が現れます。
また、歯と歯の間にある歯根膜と呼ばれる部分にも無理な力がかかり、歯がグラグラするなど 「歯周病」 悪化の原因ともなります。
この力が骨を伝わってあご関節にかかると、口が開かなくなったりあご関節の周辺が痛む、あごの開閉時にカクカク音がするなどの 「顎関節症」 になるケースあります。
お口の中を確認してみると、
○上下の歯が削れて平らになっている
○下顎の内側、上顎の外側に骨の出っ張った所がある
○歯と歯茎の間の、歯の際(外側)がえぐれている
○顎の関節が痛い
○口が開けづらい
○顎の筋肉が痛い
などが見て取れます。
原因は、ストレスによる顎の筋肉の過緊張や噛み合わせ、また歯ブラシの強さや生活習慣が原因とされます。
普段寝ている間にしていたり、仕事などで物事に集中している時など、自覚がない事がほとんどのため、とても判断の難しい傷病です。
治療方法としては、これらの原因を除去する「原因療法」、また痛みを除去する「対症療法」があり、歯科医院で行うものと、ご自身でまず自覚して、私生活を改善していくものなどがあります。写真はマウスピースを装着しているところです。
一口に「歯が痛い」と言ったら「虫歯」という訳ではありません。
まずは、ご自身のお口の健康状態を把握する、という事が大切だと私は考えております。案外皆さん自分の歯の本数や治療した部分の状態、は説明できないのが現状です。
毎日とは言いません、ご自身で鏡を使って今一度口の中をよくよく観察してみましょう。
インドアビュー